橋梁維持管理 点検・補修設計
橋梁定期点検
橋梁定期点検業務
橋梁は5年に一度、近接目視での点検が義務付けられています。
近接目視が基本ですので、どんなに高い橋も、手で触れる距離まで近づく必要があります。それには、橋梁点検車、高所作業車、梯子など最適な方法を選びます。
また最近では、ロボットカメラによる点検も導入されています。
実際の点検作業では、路上から路面を点検したり、橋梁点検車や高所作業車で橋の下から橋脚などに近づき、点検します。
点検者は、わずかな変化や損傷を見逃さないために、全ての部材に近づき、ねじが緩んでいないか、コンクリートがひび割れていないか、排水装置は機能しているか、などを細かく点検し、見つけた損傷はその度合いを記録し、写真も撮影します。
次に、この点検結果をまとめ、部材ごとに健全性の診断を行います。
この点検の結果を基に、健全性が低い橋から、橋梁の補修設計計画がたてられます。